所在地
東京都中野区本町4丁目44番23号 豊栄ビル
TEL: 03-5328-0261(代表)
交通アクセス
東京メトロ 丸ノ内線 新中野駅 3番出口より 徒歩3分
JR 中央線 中野駅 南口より 徒歩15分
鍋屋横丁の由来
ここは古くから北は新井薬師へ南は※堀之内妙法寺へと通じる道が青梅街道から分かれているところである。
妙法寺が元禄年間に厄除け祖師として名高くなると沿道は参詣人で大いに賑わい商家や料亭が軒を連ね中でもこの角地の休み茶屋「鍋屋」はひときわ繁盛したためこの通りを鍋屋横丁と呼ぶようになった 。
鍋屋を有名にしたのは名物の草餅とともに庭の二百数十株の梅林であり早春は梅香芳しく参詣客や文人墨客などの間でつとに知られるようになった。
鍋屋の繁栄を偲ばせるものとして文久二年奉献された東中野氷川神社の鳥居と平成十四年に妙法寺に移設した明治十一年建立の道しるべにその銘が刻まれている。
(鍋屋横丁の由来の碑文より)
※堀之内妙法寺
由来は、1615年~1623年ころと伝えられる。
国指定重要文化財、東京都指定有形文化財の数々が在ります。
祖師堂に安置し奉る日蓮大聖人像は、世に「除厄け祖師」と呼ばれ、江戸時代から現代に至るまで霊験あらたかなことでひろく信仰を集めています。
又、古典落語「堀之内」の題材にもなっており、毎月23日には「堀之内寄席」が開かれています。